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「米は目的を達成しない間にシリアの戦争を終えることを望んでいない。彼らの主要な道具であるダーイシュは、終りが近い。
そのため米は現在、シリアでの戦争を最大限に延長するためシリア民主軍に切り替えている。我々がラッカで見るものは、米が完全に調整するダーイシュからシリア民主軍へのすげ替えだ。双機関は米国の国益のために行動している。こう自問しても良い。なぜ米は今に至るまでヌスラ戦線や同様の組織と戦わないのか?答えは単純だ。なぜなら、米国が彼らを支持しているから。」
アッカム氏は、いわゆるシリア民主軍がシリア北部ラッカで民族浄化を行い、占領地域で一部のシリア民族を差別しているとして「シリアのクルド人は、(双方の)関心が分かれた時、米国が彼らを売ることを理解する必要がある。イラクのクルド自治政府がイラクからの独立に成功しなかった時、米国が(クルド自治政府の)バルザニ氏を売った様子を我々は目にした。シリアのクルド人は、彼らの力がシリアの統一にかかっていることを理解する必要がある」との見方を示した。