レバノン首相が辞任へ 暗殺の恐れ

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レバノンのサード・ハリリ首相(47)が辞任することとなった。サウジアラビアの首都リャドを訪問中に中東テレビ局「アル=アラビーヤ」の放送で本人自ら辞任を表明した。ハリリ氏はその理由を「自分の命を狙う陰謀を感じるため」と説明し、シーア派原理主義組織ヒズボラとその後ろ盾のイランがアラブ地域の不安定を煽っているとして非難。同氏は父親のラフィク・ハリリ元首相が退任後に暗殺で命を落としたことにも言及した。

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ハリリ氏は「全てはもちろん、悪いことから更に悪化するだろう。(父のラフィク・)ハリリは国のために多くのことを行なってきた。戦争やテロを防ぐために働いてきたが、残念ながら辞任した。理由はわからないが、サウジアラビアからの圧力を受けたか、或いはヒズボラが戦いの放棄を拒否したためだろう」と述べた。

スンナ派アル・ムスタクバル党首のハリリ氏は2016年、首相に再任。1度目の首相職は2009年から2011年まで務めていたが、その後は身の安全のためフランスに住まいを移していた。

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