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フォーラム「クリミアの友人たち」が開かれるのは今回が初めてで、およそ30カ国の代表団が参加する。フォーラムでは、クリミア友人協会が設立され、クリミア共和国と世界の国々の正常な関係を回復する必要性を呼びかける宣言が採択される。
ムラドフ氏は「例えば、我々のイニシアチブへの参加を表明している日本の鳩山由紀夫元首相など、数多くの著名な政治家からフォーラムにメッセージが寄せられた」と語った。またムラドフ氏によると、キルギスのアスカル・アカエフ元大統領からもメッセージが届いたという。
クリミアは、2014年3月に実施された住民投票の後、再びロシアの地域となった。住民投票では、ウクライナで発生した2月の国家クーデターの合法性を認めない住民の大多数が、ロシアの構成主体に入ることに賛成票を投じた。
ロシアは、クリミアでの住民投票の実施について、国際法と国連憲章に合致していると強調している。
クリミア半島への制裁は2014年6月初めて導入された。制限はウクライナの証明書が着いていない品物のEUへの輸出禁止から始まり、後にEUは顕著な数の品物のクリミアへの輸出を禁止し、またクリミア経済への投資を完全に禁止した。