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トプィチカノフ氏は「北朝鮮が化学兵器を保有しているのはわかっている。これは米国による攻撃可能性からあらゆる手段で防衛するという計画の一部だ」と述べた。
同氏はまた、化学兵器にかかる費用は比較的低く、テロ組織にとっては魅力的な手段であることも指摘。「化学式はかなり単純なもので、化学兵器の供給には爆弾を積んだ爆撃機も不要であるため、テロ組織に利用される可能性もある」とし、一例として日本のオウム真理教による東京の地下鉄サリン事件を挙げた。
更に、大量破壊兵器を用いた破滅的なテロが、特に大都市で発生した場合、「その都市部での経済的かつ心理的なパニックを引き起こすだけには止まらず」、世界市場や全ての国の国家安全保障行動にも影響が及ぶと述べた。