北朝鮮のミサイル破壊に関する日米合意は緊張を高める 露上院議員

© 写真 : Ministry of defence of the Russian Federationヴィクトル・ボンダレフ氏
ヴィクトル・ボンダレフ氏 - Sputnik 日本
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ロシア上院(連邦会議)防衛・安全保障委員会の委員長でロシア航空宇宙軍の元司令官ヴィクトル・ボンダレフ氏は、北朝鮮のミサイル破壊に関する米国と日本の合意は朝鮮半島をめぐる緊張を高めるとの考えを表した。

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先に安倍首相はトランプ米大統領との会談を総括し、北朝鮮から発射されたミサイルの迎撃について「われわれは、迎撃の必要があるものについては迎撃する。いずれにせよ、迎撃を行う際にも日米は緊密に連携している」と述べた。

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なおトランプ大統領は、日本が新しい米国の武器を購入すれば北朝鮮のミサイルを迎撃できると指摘した。

ボンダレフ氏は通信社スプートニクに「トランプ大統領と安倍首相の今回の会談で米国と日本が達した合意は、もちろん朝鮮半島の緊張を高める… だが、彼らを大げさな発言にとどめるのを可能とする敵対する双方の理性に期待しよう。なぜなら核戦争ではいかなる場合でも勝者はありえず、敗北者のみとなるからだ」と語った。

またボンダレフ氏は、今や日米両首脳は北朝鮮との戦いであらゆる手段を用いる用意があることを公然と述べていると指摘し、今まで両氏の発言には「何らかの外交的部分が含まれていたが、今はあいまいな言い方を一切避けた脅迫が聞こえている」と述べた。

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