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トランプ氏は「北朝鮮国民は約100年もの間、矯正労働収容所で苦しみ続けている。強制的な労働に従じ、常に拷問や飢餓、暴力、殺人に晒されている」と発言した。
そして北朝鮮住民の労働はほぼ無償であり、最近は「殆ど全ての労働人口に対し、70日間連続で働くか、休日を取るために支払うよう命じられた」と説明。政権の施策については「2012年から13年には約2億ドルまたは当時の政権資金の約半分となる費用をかけ、自国民の生活改善として、独裁者らを賞賛するため更に多くのモニュメントや彫像が設置された」と例を挙げた。
また北朝鮮では、拉致した外国人に対しその国の言語の「北朝鮮人諜報員」への教育を強制しているほか、キリスト教信者の拷問と死刑も行われていることを指摘。「北朝鮮ではこのような恐ろしい惨状のため、住民は官僚に賄賂を渡し、国外労働に派遣してもらえるよう頼んでいるほどだ。例え国外で奴隷的な労働に甘んじることになっても、国内に残るよりはましだと考えているのだ」と話した。
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