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AFP通信によると、パテル氏は8月、イスラエルへの家族旅行中に、英外務省や首相官邸に無断でネタニヤフ首相を含む政治家・当局者らと12件の会談を行った。9月にもロンドンとニューヨークでイスラエル閣僚らと会った。
共同通信によると、パテル氏はゴラン高原でのイスラエル軍の活動に英国が資金援助できないか省内で検討するよう命じていたとされる。英政府はゴラン高原でのイスラエル軍の活動を認めておらず、英政府の立場を逸脱している。
パテル氏はアフリカ東部ウガンダ訪問のため国外にいたが、メイ氏が英国に呼び戻し、パテル氏から説明を求めた。
パテル氏はメイ首相への書簡で「起こったことについて、あなたと政府に対して全面的に謝罪するとともに、私が辞任することを提案する」と伝え、首相が辞任を承諾した。
なお、1日には、セクハラ疑惑が浮上したファロン国防相が辞任していた。