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ヘーゲル受刑者は2015年2月、2人の患者を殺した容疑で終身刑を言い渡された。一方ヘーゲル受刑者は務めていたデルメンホルストとオルデンブルクの病院の集中治療室で致死量の薬を投与し、およそ90人を殺害したと自白した。
検察と警察は「今週はじめ、捜査機関が全ての毒性試験の結果を受け取った。疑わしいケースがさらに16件発見された」と発表した。
最初に疑惑を持ったのは同僚で、2005年のこと。その時の患者は薬を投与されたものの生き延びた。ヘーゲル受刑者は殺人未遂で7年半の禁固刑を言い渡された。その後、検察が数人の遺体を検死のため掘り起こしたところ、薬の痕跡が見られた。
ヘーゲル受刑者は、致死状態に患者を陥らせてその後蘇生を試み、患者の救世主として振る舞おうとしたため薬を投与したと認めた。
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