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子供の頃、エドワーズさんの家族はみんな本をよく読んだ。最初のお気に入りの本となったのはシェイクスピアの『ヴェニスの商人』とジョン・ウィンダムの『さなぎ』。とはいえ、これは成績には全く反映しなかった。英紙ガーディアンが報じた。
失業率の高い時に学校を卒業し、エドワーズさんはケント州やグロスタシャー州の農場などで働いた。その後ケンブリッジにたどり着き運が良ければ無許可で何らかの施設で、もしくは路上で寝泊まりしながら、図書館やチャリティショップから様々な本をもらい、読んでいた。彼にとって本は、逃避のための素晴らしい手段だったと言う。
Geoff Edwards, a former homeless man who spent years selling the Big Issue on the streets of Cambridge, has won a place to study English literature at the city’s world-renowned university https://t.co/AnMOeQ60IB pic.twitter.com/Slzc1mqXqh
— Luke Royes (@lukeroyes) 9 ноября 2017 г.
ある時、エドワーズさんは教育の場に戻ることを決意して、3年前にケンブリッジ・リージョナル・カレッジにある成人用のボランティア集中コースを受講し、週40時間の授業をこなし、先月、ケンブリッジ大学に入学した。
エドワーズさんは英文学の学位を取る予定だ。