スプートニク日本
南アフリカ心臓協会のヨハネスブルグで開かれた年次総会で研究が発表された。概要は科学ニュースサイト「Eurekalert」が報じた。
ヨハネスブルグのある大きな公立病院に入院している急性心筋梗塞患者106人とと心疾患のない同人数の対照群に対してアンケートが取られ、先月感じた憂うつ、不安、ストレス、仕事によるストレス、金銭的ストレスに関する質問に答えた。
明らかになったところ、仕事や金銭に関するストレスを感じる人はそうではに人に比べて急性心筋梗塞のリスクが5.6倍高い。さらに、非常に大きな金銭的ストレスを感じる人では急性心筋梗塞のリスクが13倍も高かった。
研究グループは、今回の研究によって、しばしば十分な注意が割かれていない、急性心筋梗塞に対する心理社会的要因の大きな影響が示されたと述べた。
関連ニュース