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教員は、自身を男性だと考える女子生徒への呼びかけの言葉を間違え、罰を受けた。
オックスフォードシャーにある高校の数学教師ジョシュア・サトクリフさん(27)は、授業中に生徒2人が熱心に勉強していることに気づき、2人に近づいて「良い出来だよ、女の子たち」と声をかけた。
だが、うち1人はトランスジェンダーだったため、教員は訂正し、謝った。しかし生徒は親にそのことを伝え、親が学校にクレームをつけた。デイリー・メール紙が報じた。
近いうちにも懲戒審問があり、教員は解雇となる可能性がある。
教員は「ミスジェンダー」、すなわち性別と異なる間違った呼びかけをしたとして訴えられている。また「被害者」の学生の家族は、授業中にこの教員から常に難癖をつけられていたと主張している。
教員は出来事を認め、涙を流し、状況を作家フランツ・カフカの書籍のテーマにたとえ、この場合「政治的正しさは極度に達した」と述べたという。
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