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バンドゥーラ氏の話では、16日にサハリン中部のスミルヌイフで捜索隊から日本側代表団に、一連の書類や遺骨のそばで見つかった個人的持ち物とともに日本兵の遺骨が引き渡される。18日には、遺骨がスミルニホフスキー地区のオルロフカ川で火葬に付され、代表団は埋葬のため遺骨を持って21日に日本へ出発する。
日本側に引き渡されるのは、今回スミルニホフスキー地区での発掘作業で発見された3人の遺骨と、「2016年から17年のシュムシュ島での発掘作業で発見された15人の遺骨」(バンドゥーラ氏)。バンドゥーラ氏は、「昨年シュムシュ島では12人の日本兵の遺骨が見つかり、その多くが戦車兵だった。遺骨は日本軍の破壊された複数の戦車のそばで見つかり、制服の一部も確認された。襟章から判断すると、1人は軍曹だった。記章と判子が見つかった者もおり、その判子には『ふくだ』という苗字も読み取ることができた」と述べている。