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国防総省サイトによると、「すぐには撤退するつもりはない」と発言した長官は「有志連合軍はジュネーブ和平協議が成功するまで待つことになるだろう」と説明し、シリア情勢の外交的解決を模索するよう呼びかけた。
また米軍がシリアに駐留する法的根拠について問われ、「国連では基本的に我々がIS(テロ集団「ダーイシュ」)を追撃できるとしており、我が軍はISを破壊するため同地にいる」と答えたものの、具体的な国連決議については明らかにしなかった。
米国はシリア国内で「ダーイシュ」を攻撃しているが、シリア政府はこれを認めていない。国内では数百の米軍特殊部隊隊員が地方武装組織を支援している。