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UNODCの報告書によると、アフガニスタンでは昨年1年間でアヘン生産者がすでに所有する地域で活動を拡大しただけでなく、新たにサマンガン、ガズニー、ヌリスタンの3つの地域を獲得した。これを受け、これまでケシ栽培がそれほど盛んではなかった北部の地域も加わり、ケシ栽培が行われていない州はわずか10の州となった。残りの24の州で栽培が行われているという。
ケシ栽培が最も盛んなのはアフガニスタン最南端州のヘルマンド州で、ケシの作付面積は14万4000ヘクタール。続いてカンダハル(2万8000超)となっている。
報告書によると、2017年のアヘン生産量は9000トンに達する可能性があるという。
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