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発表では、「ベネズエラに対する借款供与に関する2011年12月8日の合意に基づいてベネズエラがロシアに対して負っている国家債務の再編を定めた政府間合意が今日署名された。再編されたベネズエラの債務総額は31億5千万米ドル、新たな債務返済予定期間は10年間となっており、最初6年間の支払い額は最小限に抑えられる」としている。
ロシアは2011年、ロシア製工業製品の供給に向けた投資資金として、ベネズエラに対し総額最大40億ドルの借款を供与した。この借款をベネズエラは2012~13年にかけて利用できるとされていた。2014年2月、ベネズエラは財政・経済の状態が悪化したことを理由に借款の利用期間の延長を要請。危機によりベネズエラは支払い予定を履行することが困難となり、両国は債務再編に向け交渉を開始していた。