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モスクワの美術館が所蔵する美しい女性の裸像8枚をスプートニクが厳選してご紹介。
1. ジュリオ・ピッピ作、「化粧台に向かう婦人またはフォルナリナ」、プーシキン美術館蔵。ジュリオ・ピッピはラファエロの弟子の中で最も秀逸な存在だった。師ラファエロの死後、彼が最後に一番愛した女性、フォルナリナを描いた作。
![「化粧台に向かう婦人またはフォルナリナ」 「化粧台に向かう婦人またはフォルナリナ」 - Sputnik 日本](https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/423/88/4238899_0:0:1100:1414_600x0_80_0_0_fcc1c118172798c410b17497bbc090aa.jpg)
2. フランソワ・ブーシェ作、「ヘーラクレースとオムパレー」、プーシキン美術館蔵。同美術館の誇る仏絵画コレクションの粋。古代ギリシャ神話に登場するヘーラクレースがリューディアの女王、オムパレーへの愛に虜になる姿を描いた。
![「ヘーラクレースとオムパレー」 「ヘーラクレースとオムパレー」 - Sputnik 日本](https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/423/90/4239034_0:0:1100:1379_600x0_80_0_0_e149733f7e15ff171f74d42531f81712.jpg)
3. ロシア人画家カルル・ブリュロフ作、「バト・シェバ」、トレチャコフ美術館蔵。聖書のイスラエルのダビデ王は美女、バト・シェバをものにするために汚い手段に出て、バト・シェバの夫ウリヤを永遠の死へと追いやる。
![「バト・シェバ」 「バト・シェバ」 - Sputnik 日本](https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/423/90/4239007_0:0:1100:1556_600x0_80_0_0_e01011ef03d752eda66881ea4943090b.jpg)
4. ピエール=オーギュスト・ルノワール作、「裸の女」、プーシキン美術館蔵。女性の美しさをルノワールのモデル、アンナが体現し、その肌の輝きを印象派の技巧が見事に表している珠玉の一点とされる。
5.ポール・ゴーギャン作、「女王(王の妻)」、プーシキン美術館蔵。ヨーロッパの女性につきものの装具を一切身にまとわない、タヒチの女性の自然の美に感動した画家の作品。
![「女王(王の妻)」 「女王(王の妻)」 - Sputnik 日本](https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/423/90/4239061_0:0:1100:815_600x0_80_0_0_21c018edb0f74ac6ec57c9c7394ee5db.jpg)
6.ロシア構造主義派の画家、ウラジーミル・タトリン作、「モデル」、トレチャコフ美術館蔵。キュービズムもイコン画法も織り交ぜて新たな絵画原則を生み出した。
7. ボリス・クストディエフ作、「美女」、トレチャコフ美術館蔵。クストディエフの作品の中で最も有名。ロシア版ヴィーナスと称され、ロシア的な愛と幸せの象徴。
8. 「リアル・ビューティー」、トレチャコフ美術館蔵。ミロのヴィーナスとマリリン・モンローをミックスしたロシアの画家コンスタンチン・ラティシェフ作。古典的絵画や彫刻を広告やポスターとミックスしてアクリルタッチで描く手法。ラティシェフのヒロインたちは鮮やかな色の裏にもろさと弱さを隠している。
![「リアル・ビューティー」 「リアル・ビューティー」 - Sputnik 日本](https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/423/90/4239088_0:0:1100:1308_600x0_80_0_0_286df8146459ebf4f31f649de962b9d8.jpg)