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露下院ボリス・チェルヌイショフ氏は、マイニング・シティにより、ロシア市民が収入を増やし、国家予算を補充することができるとした上で、「中国などとの国境沿いにこうした居住地を建設すれば、大きな関心をすぐにでも引き起こし、ビジネス旅行者の波が現れるだろう。こうした場所はビジネス・フォーラムとなり、海外からの投資をもたらす」と述べた。
チェルヌイショフ氏は、町が大型水力発電所の近くに作られる必要があると指摘。具体的な場所は関係省庁や専門家、民間の投資家によって決定される。
チェルヌイショフ氏によると、将来的にはロシアのマイニング・シティを基底として、米国のシリコンバレーから「トップの座を奪い取る」突出した技術の集積する場所が作られる可能性がある。氏は、仮想通貨市場がまだロシアの法律によって規制されておらず、街を建設した後に修正する必要があると指摘する。
チェルヌイショフ氏によると、12月末、露下院で初の全世界からのマイナー(採掘者)が集まる会議が開かれる。会議には米、ベラルーシ、ウクライナ、シンガポール、その他各国からの出席が予定されている。
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