空港で捨てられた犬が飼い主を恋しがり死を選ぶ【写真】

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コロンビアの空港で捨てられた犬が、飼い主を探し求め1ヶ月も空港内を歩き回った末、誰も迎えに来ないと理解し、重度のうつ状態に陥り、食事を拒否して亡くなった。

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見捨てられた犬の悲しい歴史について、コロンビアのメディア「NoticiasRCN」が語った。

コロンビア・ブカラマンガ近郊のパロネグロ国際空港でこの出来事は起きた。

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目撃者の証言によると、空港で10月に捨てられた犬は数週間、飼い主を探し回っていた。

空港の職員は犬を、スペイン語で雲の旅人を意味する「Nube Viajera,」と名付けた。

だが11月初旬、犬が空港に現れて1ヶ月後、犬の様子がおかしくなった。隅に隠れ、食事を拒否し始めたのだ。11月8日、空港の職員は必死になって動物医師のもとへ犬を連れていき、そこで犬は点滴チューブにつながれた。

だが、全ての努力は水の泡だった。重度のうつ状態に陥った犬は、うつから抜け出せなかったのである。

コロンビア動物・自然友人フォンドの獣医アレハンドロ・ソトモンテ・ニーノ氏が語るところ、動物は解決不可能な問題に直面してうつに陥った時、意識的に死につながる行為を取ることがある。

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