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財務省は21日に再指定に伴う追加制裁を発表する予定。
トランプ氏は「北朝鮮は核で世界を威嚇しているだけでなく、外国での暗殺など国際テロを繰り返し支援してきた」とし、再指定を「重大な措置」とアピールし「何年も前に行われるべきだった」と語った。また追加制裁によって「犯罪政権を孤立させるため最大限の圧力を加える取り組み」に弾みがつくと主張した。さらに、トランプ氏は「北朝鮮は非合法な核・ミサイル開発と国際テロへの支援をやめなければならない」と求めた。
ティラーソン米国務長官は、北朝鮮の「テロ支援国家」再指定について、今年2月にマレーシアの金正男氏殺害事件で化学兵器が使用されたことを再指定の理由に挙げた。
米政府は1988年に北朝鮮をテロ支援国家に指定したが、ブッシュ(子)政権下の2008年に解除。9年ぶりとなる今回の決定に金正恩政権が反発するのは必至だ。
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