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代表団は日野自動車との会談を実施した中で、市橋 保彦代表取締役会長とモスクワ郊外にトラックの生産工場を建設する将来性について話し合った。
一行は21日、墨田清掃工場を見学した。同工場は日立製作所の技術を用い、排気を完全に清浄な状態に戻している。見学では、都内の住宅街でのゴミ処理施設として排出ガス基準を国よりも数段厳しく設定し、半年に1度住民と懇談の場では問題点も隠さず開示していることが指摘された。
モスクワ州では近いうちにもゴミ処理の大型施設の建設が計画されている。ヴォロビヨフ知事は墨田清掃工場視察で得た知識を「日本独自のもので勉強になった」と高く評価した。見学後の知事と会談を行った吉田 光市国土交通審議官は、ゴミ処理分野で日本がロシアの助けになれるのであればどんなアプローチでも行う準備があると語っている。