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中国の新たな宇宙プログラムによれば、惑星間飛行の原子力推進宇宙船で使用する積載量100トン超の再使用型ロケットエンジンは2030年までに開発終了の予定。
現在までに作られた再使用型ロケットエンジンで最大積載量を誇るのはソ連時代に作られた「エネルギア」の200トン。「エネルギア」は1987年と1988年の2度の使用の後、これだけの重さのロケットを必要とする施設が宇宙空間にないことを理由に使われていない。
より軽量の再利用型宇宙船計画については2025年にも発射が計画されており、2020年までに長征型の新型ロケットの使用が開始される。新宇宙プログラムの実現が叶えば、中国は宇宙開発では押しも押されぬ世界のトップになることは間違いない。