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地元のサイト Ykt.ruの報道によれば、現地では21日午後、突然悪天候に転じ、風速も毎秒30メートルにまで達した。
そんな時にちょうど、子どもたちが校舎を出る時間が重なった。
体重の軽い子どもたちは文字通り風に横跳びに飛ばされながら、よろよろと進んでいる。ビデオでは風の音が爆発音にも似て、周りで何を言っているかもよく聞こえない。ビデオを撮影している教師らしき大人のうれしそうな声から判断すると、現地人にはエクストリーム程度なのかもしれないが、日本の学校なら無事の帰宅を危ぶんで、絶対に校内待機になるだろう。
現地の学校、幼稚園は翌日、一時休校、休園となった。
サハ共和国では通常、気温がマイナス40度を下回ると休校になる。ビデオが撮影された雪嵐の日、気温はわずかマイナス15度で休校扱いには当然至らなかった。