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学者たちは金の研究を行い、南米パタゴニアで採取された火山岩の複数のサンプルを調査した。
アルゼンチンとチリに跨るパタゴニアは、地球上で最も金の含有量が多いと考えられている。
マントルで生じ、火山によって地表へもたらされた捕獲岩で人間の髪の毛ほどの太さの天然の金の糸が見つかった。
これについて学者たちは、金はマントルで生まれ、地球深部のプロセスの影響を受けて表面へ浮上するという以前提唱された金の起源に関する説を裏付けていると考えている
マントルの研究が調査結果の検証を可能とするはずだが、まだ技術的な問題でマントルに到達することができない(マントルの境界は、海面下およそ17キロ、大陸の下およそ70キロにあると考えられている)。
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