スプートニク日本
モルグロフ氏は韓国のソウルで開かれた国際討論クラブ「ヴァルダイ」会議で演説し「残念ながら、同地域における出来事の発展に関する黙示的なバージョンが存在していることを述べなければならない。地域社会にこの否定的なシナリオが現実とならないための十分な常識があることに非常に期待している」と述べた。
またモルグロフ氏は米国と北朝鮮に対し、「一息ついて」、落ち着き、話し合いを始めるよう呼びかけた。
同氏は、「北朝鮮は過去2か月間自制を示しており、9月15日以降発射実験を行っていない。もし米国とその同盟国がこれを汲み取って同様の反応(自制)を示すのであれば、米朝直接交渉を開始するという我々の(中国との)ロードマップの第2段階の実現に移行できるだろう」と述べ、交渉では平和的生存の原則がテーマになる可能性があると指摘した。
モルグロフ氏は、米朝関係の小休止によって危機的状況から脱することが可能になるとの見方を示した。
関連ニュース