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カーン党首は「首相と内相は退陣しなければならない。彼らは適時に、そして理性的な方法で解決が可能だった状況に対処できなかった」と述べた。
パキスタンの首都イスラマバードでは1週間以上も大規模な抗議デモが続いている。選挙法の改正が急進的イスラム教徒の不満を呼んだ。
11月25日深夜0時、デモ隊に抗議を止めるよう求める当局による最後通告の期限を迎え、同日午前、警察はデモ隊の強制排除を開始した。
カーン党首は、「このような敏感な問題をめぐる状況が限界に達するのを許し、全国で暴力の火種を煽った作戦を開始し、首相と内相は国を大惨事の瀬戸際に追い込んだ」と考えている。
最新情報によると、イスラマバードで宗教政党などのデモ隊を解散させる作戦が始まってから2日間で、少なくとも6人が死亡、同じく少なくとも200人が負傷した。うち90人は警官と特殊部隊の隊員。
パキスタンのザーヒド・ハミド法相は同国で続くデモを背景に自発的に辞表を提出した。