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IOC国際オリンピック委員会はこれまでに、ソチ五輪で採取されたドーピング検査サンプルの再検査を行ったデニス・オズワルド法務委員率いる委員会の調査結果をふまえ、同五輪でロシアが獲得したメダルをはく奪していた。はく奪されたメダルはクロスカントリースキーが4、スケルトンが2、ボブスレーが2、スピードスケートが1で、この結果、ロシアはメダル総数1位の地位を失った。
「すでに達成された勝利を盗むことは非常に困難だ。しかもこれだけの勝利を、我々の代表団のため、我々の英雄的スポーツ選手らのために永遠に残るものだ。現在、検討に付されている決定に関しては、これは落ち着いた、深い明晰な分析に付されるべきものだ。」ペスコフ報道官はロシアから勝利を奪うことは可能かとの問いにこう答えた。
報道官は、この先に待ち構えているのはロシア人スポーツ選手の合法的利益を「国際的なスポーツ機関と完全なかたちで相互に行動し」守ることだと強調している。
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