スプートニク日本
興味深いのは、大勢の観測筋がビットコインは1万ドルに達したあと暴落すると予測していたことだ。観測筋は何らかの理由で1万ドルから大規模な売りが始まると確信していた。
さらにビットコインは目標水準に達した翌日に急落し始めるという事実がマスコミによって煽られ大きなパニックを呼んだ。
なおビットコインの急落はおよそ四半期に1回起こっている。今のところ特別なことは何も起こっていない。いずいれにせよビットコインは損失の大部分を取り返すことができた。
一方、今回の急落は警鐘となる可能性がある。「仮想通貨」という名のゲームにはまり込む人が増え続けているが、周期的な暴落はすべてがいつ終わってもおかしくないことを髣髴させる。
それがいつ起こるのか、またそれが本当に起こるのかどうかを述べるのは難しい。しかし、これほどのボラティリティの高さは、同市場がまだ形作られておらず、したがって予測不可能であることを物語っている。