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アントーノフ氏は、「軍事演習は9月に行い、それ以上については3月まで実施しないとの話だったが、実際には演習は終わっていない。ある演習が別のものに変わっただけだ。このことは正常な状況をつくりだしてはいない。逆に状況を緊張させている」と述べた。
さらに、「席について冷静になり、この地域に平和と安定をもたらすために実際に何が必要なのかを考えなければならない。そうすれば誰もが利益を得られる。ロシアも同じく利益を得ることになる。というのは、昨日お話ししたように、我々は隣国同士だからだ。この問題は我々に全く近い場所で起きており、我々の利益に直接かかわるものだ」と締めくくった。
先に中国は、北朝鮮をめぐる危機を解決するダブルフリーズ計画を提案し、後にロシアもこの計画を支持した。計画の内容は、軍事的活動の双方による凍結、即ち米韓両国が挑発的な軍事演習を凍結し、北朝鮮が実験を凍結するというものだ。