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ハワイ州緊急事態管理局によると、今回は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射してから約20分以内にミサイルがハワイに到達するシナリオを想定。発射後の5分以内にハワイに拠点を置く米太平洋軍が軌道などを分析し、住民らに15分以内にコンクリート製建物に避難するとしている。
サイレン試験は後程、毎月初に行われる予定。共同通信によると、危機管理を担うハワイ州の緊急事態管理局が、北朝鮮の核・ミサイル開発を「新たな脅威」として復活を決めた。
北朝鮮は29日早朝、弾道ミサイルの発射実験を行った。米国防総省が発表したミサイルについての初期分析の結果では、発射されたのは大陸間弾道ミサイル(ICBM)1発。韓国軍合同参謀本部の分析では、高度約4500キロまで達し、水平方向へ約960キロ飛行したとみられている。