今年夏にマスク氏は、ファルコン・ヘビーの初めての打ち上げが危険を伴うものであり、失敗の可能性も排除できないと認めていた。マスク氏によると、打ち上げ成功の確率は「ポーカーと同じ」だという。
また、ファルコン・ヘビーの打ち上げ時には、27基全てのロケットエンジンが同時に始動する必要があるとしている。これはエンジンを9基装備した「ファルコン9」よりも3倍多い数だ。
新しい超大型ロケット「ファルコン・ヘビー」計画は、スペースX社によって2011年4月に発表された。ファルコン・ヘビーは低軌道に約53トンのペイロードを打ち上げる能力を持つとされる。この重量は、現時点で存在する大型ロケットの積載能力の2倍に上る。
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