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ロイター通信は、ワシントンに拠点を置き原子力発電に関するコンサルティングを行う「ACU Strategic Partners」社のアレックス・コプソン専務取締役が協力企業に宛てた16年11月16日付のメールの抜粋として、「トランプ氏の当選はゲームのルールを変える。なぜならトランプ氏の最優先課題となるのは対ロシア関係の安定化だからだ」との文言を伝えている。コプソン氏は同通信に対してコメントを拒否したという。
フリン氏は1日、ロシア政府関係者らとの接触について米連邦捜査局(FBI)に対し虚偽の証言を行った罪を認めた。フリン氏は2月に大統領補佐官の職を辞任している。辞任の公式の理由は、ロシアのセルゲイ・キスリャク駐米大使(当時)との自らの接触についてペンス副大統領に完全な形では報告しなかったこととされている。このことに関連し、米国では16年の選挙への「ロシアによる介入」について捜査が行われている。
ロシア連邦会議(上院)のアレクセイ・プシコフ議員は、トランプ氏のロシアとの関係を見つけ出そうとする新たな試みは、これまでのものと同じように無意味であると判明するだろうと述べている。