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論文は科学誌『Frontiers in Neuroanatomy』に掲載された。
猫や犬、ライオン、ヒグマ、アライグマ、フェレットといった数種の動物の脳を比較したところ、犬の大脳皮質にはおよそ5億3000万ニューロンが確認されたが、猫では2億5000万ニューロンのみだった。人間の大脳皮質にはおよそ160億ニューロンある。
研究チームのメンバーである神経生物学者、シュザンナ・ゲルクラノ・ホウゼル氏が指摘するところ、研究の結果は、犬がより複雑な課題を解決できることを示している。