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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が11月29日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」を発射したことを受け、米韓両軍は北朝鮮が軍事的な挑発に踏み切る可能性もあるとして警戒を強化している。
共同通信によると、訓練は、北朝鮮の弾道ミサイルの移動式発射台や、ソウル首都圏から約60キロ離れた南北軍事境界線付近に集中配備されている野砲やロケット砲の破壊手順の確認が主要目的とみられている。
北朝鮮は3日、地元メディアの労働新聞などを通じて米韓共同訓練を非難した。核・ミサイルを指す「自衛的な戦争抑止力」の強化をやめない姿勢を強調した。さらに、北朝鮮外務省の報道官は、来るべき米韓による臨時の合同演習は、米国が「核の悪魔」であることを示しており、米国はその政策で「核戦争の太鼓をたたいている」と発表した。
なお、米国のハワイ州全土では1日、北朝鮮に発射される大陸間弾道ミサイル(ICBM)による核攻撃を想定した冷戦終結から初めての警報サイレン試験が実施した。