スプートニク日本
サレハ氏がサナアからマアリブ県に逃亡しようとした際にフーシ派によって殺害されたとの情報は、イラン「Tasnim」通信社が関係筋の話として伝えた。
ロイター通信は一方、サナアにあるサレハ氏の邸宅がフーシ派によって爆破されたと報じた。
スカイニュース・アラビアテレビが続いて伝えたところ、サレハ氏と同じ党の関係者は、フーシ派によってサレハ氏が殺害されたとの報道を否定した。
水曜日からサナアでは激しい戦闘が続いている。政府との戦いにおいて最近まで同盟関係にあったイスラム教シーア派系武装勢力「アンサール・アッラー」のフーシ派と、サレハ前大統領の支持者らが戦闘を行っているのだ。
フーシ派の支配下にあるイエメン内務省は、サレハ前大統領が死亡したと発表した。フーシ派系テレビ局「アルマシラ」(Al-Masirah)が報じた。
関連ニュース