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「私の考えでは、警官であることは日々自分の国にとって有益な人間であること、そして犯罪と闘い、問題に直面した人々を助けることだと思います」と、ロシア内務省キコト記念モスクワ大学の学生アクシニヤ・ラシェンコは話す。
© 写真 : Tatyana Zimaタチヤナ・ジマ
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タチヤナ・ジマ
© 写真 : Tatyana Zima
モスクワ騎馬警察に所属するタチヤナ・ジマは、警察に勤める女性と男性の間で条件の違いはなく、同様に厳しい基準を満たす必要があると説明する。「警察勤務を始める前に、様々な武器の使い方を習得する必要があります。マカロフ拳銃やカラシニコフ自動小銃(AK-47)の使用法も教わります」
そして「それぞれの勤務では、その職場に応じて様々な武器が支給されます。これらの武器を使用する必要がないことを願っています」と付け加えた。
© 写真 : Karina Kourbatskayaアリョーナ・ベルデニコワ
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アリョーナ・ベルデニコワ
© 写真 : Karina Kourbatskaya
警官のアリョーナ・ベルデニコワは「警察は国民の中で常に大きな権威を持っているわけではありません。でも私達の新世代はこれら全てを変えていく姿勢と意志があります。私が今ここにいるのは、自らの心の欲求によるものです。最も重要なのは、自分の仕事を好きになることでしょう」と答えた。
© 写真 : Maria Kotikovaマリヤ・コチコワ
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マリヤ・コチコワ
© 写真 : Maria Kotikova
取調官のマリヤ・コチコワは、ずっと犯罪担当警察で働きたいと願っており、警官である父親の跡に従ったという。「私は父の影響を受け、犯罪と闘う人々の一員になることを決意しました。大学では5ヶ月間、武器の使用法を教わりました。マカロフ小銃やAK-47でも射撃できます」
ロシアで女性警官が誕生したのは1917年の10月革命以降。1945年までにはその数は2万人以上にのぼった。今日では約20万人の女性警官が在職しており、内務省で上級職を占める女性の割合は24%となっている。スプートニク特派員は、そのうちの数名から自分たちの使命について話を伺った。