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Tesacom社が公開した報告書によると、最初の4回は15日の1時11分から1時50分(日本時間13時11分から13時50分)の間で、その後6時10分(同18時10分)より数回、最後の通信時刻は7時36分(同19時36分)でそれぞれ記録が残っている。最も長い通話時間は13分間だった。
アルゼンチン海軍報道官のエンリケ・バルビ大佐は、この報告書を同軍が受領したことを認め、「最初の数回の通信は艦長によるもので、艦内の異常、すなわちショートのため煙が上がったが火は出ていないことが報告された」とし、その後の通信では「公海滞在日数を短縮するため航路変更を願い出る内容だった」と明かした。
11月15日、アルゼンチン海軍の潜水艦「サンフアン」との交信が途絶えた。「サンフアン」はウシュアイアからマルデルプラタに向かっていた。艦内には44人が乗っており、残っている酸素は6日分だった。