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メドベージェワ選手の出場停止の決定についてはロシア・フィギュアスケート連盟の公式サイトに発表された。
同サイトには、メドベージェワ選手は診断で明らかになった足の怪我のために出場できなくなったと説明されている。メドベージェワ選手は平昌五輪のロシア代表団の出場が危ぶまれていた11月22日の時点の会見で、自分のキャリアでは怪我で試合を逃したことは一度もなく、五輪出場について先が読めない以上、何が何でもGP最終戦には出場すると宣言していた。
フィギュアGP最終戦は12月7日から10日、名古屋で行われる。出場するロシア代表団には女子はアリーナ・ザギトワ、マリヤ・ソツコワが入っている。なおメドベージェワ選手の欠場で補欠だった日本の宮原知子選手の出場が決まった。
メドベージェワ選手は5日、怪我をした足にギブスをはめながらローザンヌまで飛び、ロシア代表団の平昌オリンピック出場の是非を問うIOC理事会でスピーチをしたばかり。ロシア人選手らの五輪出場の希望が叶うかどうかは、ほぼメドベージェワ選手ひとりの肩にかかっていた。
ロシア・フィギュア連盟はサイト上に、連盟もファン全員も心からジェーニャ(メドベージェワ選手の愛称)の一日も早い全快と新たな輝く勝利を祈念していると応援メッセージを掲載している。