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先にトランプ大統領はエルサレムをイスラエルの首都として認めると発表した。
エルドアン大統領は公式訪問のためギリシャへ出発する前にアンカラにある空港で支持者らを前で演説し「エルサレムに関するトランプ大統領の声明を受けてイスラム諸国のみならず西側諸国の指導者やローマ法王とも電話会談を続けている。これについてプーチン大統領とも話をする。なぜなら同テーマはイスラム教徒だけでなく、すべての人に関係するからだ」と述べた。
エルドアン大統領はまた、米国は「まだ誰も違反したことのない1980年のエルサレムに関する国連の決定を台無しにした」と指摘し、「トランプ氏がこの決定で何を言いたかったのかを理解するのは不可能だ。彼は今ミキサーの役割を演じ、地域全体をかき回している。エルサレムはイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の教徒たちにとっての聖地だ。このような行動は、特に同地域にとって燃えるマッチのようなものだ。指導者たちは紛争を煽るのではなく、平和を構築しなければならない。もしトランプ氏が自分はとても強いから正しいと考えているのであばれ、彼は間違っている。強いというのは、正しいということではない」と指摘した。