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量子ドットを用いたナノハイブリッド素材作成のためにグラフェンが選ばれたのは偶然ではない。グラフェンは炭素原子1つ分の厚さしかない結晶構造を持つ炭素原子のシート状の物質。珍しい性質を有しており、その中には高い導電性がある。このためにグラフェンはナノエレクトロニクスで求められる、将来性の非常に高い素材なのだ。
MEPhIのイーゴリ・ナビエフ教授は「既存の太陽電池の効率を上げる方法を明らかにする科学的研究作業を行う。プロジェクトの最終的で完全な成果は、現行のものより一層高い効率性を持つ太陽電池のプロトタイプだ」と述べた。
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