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プーチン大統領は軍人らの前で演説を行い、「国防相、参謀本部長に対して命ずる。ロシア軍部隊の撤退を開始し、 常時配置へと戻すこと」と明言した。
プーチン大統領は、「この2年余りの間に、ロシア軍はシリア軍とともに最も戦闘能力の高い国際テロ組織を壊滅させた。これをうけて私は、シリア駐留ロシア軍の大部分をロシアへと帰還させることを決めた」と語った。
2016年3月、プーチン大統領は、課題が遂行されたとして、ロシア航空宇宙軍の大半の撤退を決めた。この一方でロシアは、シリア政府への武器、軍事機器の供給、軍事専門家の訓練を行う義務は退けることはなく、フメイミム基地およびタルトゥスのロシア海軍物資・技術保障所の活動も依然と同じく機能している。