スプートニク日本
ホワイトハウス広報部が公開したトランプ氏の書簡には「最後の定期報告以来、シリアでIS(テロ組織「イスラム国」)攻略作戦に参加している米軍は、限定的な回数のシリア政府および政府軍の攻撃を行った。これらの攻撃は、本作戦に参加している米軍ならびにその同盟軍に対する明白な脅威に対抗するための合法的な措置だった」と書かれている。
米軍が主導する有志連合は6月8日、At Tanf居住区のシリア軍を攻撃した。有志連合では、いわゆる「紛争停止地域」内にあり同盟軍に脅威を与えていた戦車や大砲装置が破壊されたと宣言した。
また同月18日にはラッカでシリア軍の戦闘機Su-22を撃墜し、続けて20日にはシリア空軍所属のイラン製無人航空機Shahed-129をAt Tanf近郊で撃墜した。
後にロシア国防省より、同国航空宇宙軍が戦闘任務を遂行している地域に現れたあらゆる航空機および無人航空機は防空装置の航空護衛とみなすと表明された後、このような事件は伝えられなくなった。
関連ニュース