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NHKによると、スルメイカの水揚げは6月から1月まで行われているが、11月下旬のデータに基づけば、水揚げ量は2600トンと昨年の同期間に比べて500トン少なくなっている。
北朝鮮の木造船が日本の海岸に漂着していたため、衝突したり網が絡まったりするおそれがあり、日本の漁船は、主要な漁場の1つ「大和堆」の海域でほとんど操業できなかったという。
NHKが報じたところによると、スルメイカの卸売価格は1ケース8キロ入り5000円と例年の1.5倍に値上がりしている。
水産加工会社を営む浅井和平社長は「価格の上昇で注文は半分以下に落ち込んでいる。この状況が続けばイカ専門では立ち行かなくなる」と語った。