北朝鮮船のため、日本でイカ水揚げ量が500トン減少

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NHKが13日、日本の石川県能登町では2017年、スルメイカの水揚げ量が昨年と比較して、500トン減少したと伝えた。日本漁協によると、主な原因は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の木造船が相次いで漂着したため、日本の漁船が操業できなかったことだという。

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NHKによると、スルメイカの水揚げは6月から1月まで行われているが、11月下旬のデータに基づけば、水揚げ量は2600トンと昨年の同期間に比べて500トン少なくなっている。

北朝鮮の木造船が日本の海岸に漂着していたため、衝突したり網が絡まったりするおそれがあり、日本の漁船は、主要な漁場の1つ「大和堆」の海域でほとんど操業できなかったという。

NHKが報じたところによると、スルメイカの卸売価格は1ケース8キロ入り5000円と例年の1.5倍に値上がりしている。

水産加工会社を営む浅井和平社長は「価格の上昇で注文は半分以下に落ち込んでいる。この状況が続けばイカ専門では立ち行かなくなる」と語った。

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