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事故は2人がハネムーンを楽しんでいたバハマ諸島で起きた。
妻のサラ・イリグさんは英タブロイド紙「デイリー・メール」に、「水が跳ねて、誰かが私の腕をつかんだ気がしたのですが、夫がそうやってふざけているのだと思いました。でも文字通り1秒後、とても痛いことが分かりました。ゴーグルで横が見えなかったので振り向いてみると、腕にサメが咬みついているのが見えました。サメは私よりも大きかったです」と話している。
サメが咬む力を弱めた時になってやっと、イリグさんは腕を引き抜くことができた。けがはひっかき傷だけで済んだ。
コモリザメは大西洋と東太平洋の水深130メートルまでに生息している。普通は人にとって危険ではない。これまで報告された攻撃は、海水浴客自身に責任があるケースが最も多い。
イリグさんは、当時誰もサメを邪魔していなかったとし、「普段コモリザメは、挑発されなければ咬みつくことはありません。私が泳いでいる間、誰もサメの尻尾をつかんだり引っ張ったりしていませんでした」と話している。