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シュヴィトキン氏はこの中で、「ロシアとの関係について北朝鮮の行動の中に重大な違反行為を指摘することはできない。なぜなら両国間で一定の合意が機能しているからだ。しかし同時に、違反につながる前提条件は、もちろん、存在している」と述べた。
現在ロシア国防省の代表団が平壌で、ロシア・北朝鮮合同軍事委員会の第1回会合に参加している。両国の軍事当局者らは、2015年11月12日に締結された、危険な軍事活動の防止に関する政府間合意の遂行状況を話し合っている。
ロシア外務省のウェブサイトでは、「危険な軍事活動」とは、北朝鮮とロシア両国の軍による、平時における互いの位置近くで不可抗力あるいは意図しない状況の結果行われ、人的犠牲あるいは物的損害につながりかねない、または両国関係に緊張状態を作り出す活動」と説明している。