国際原油価格 北海パイプライン停止とIEA月報統計を背景に上昇

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国際原油価格は15日午前、北海の主要パイプラインであるフォーティーズ・パイプライン・システム(FPS)の閉鎖が続いている状況を背景に、また国際エネルギー機関(IEA)が発表した月報の減産に関する統計が好感され、買いが優勢となっている。

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日本時間13時54分時点のブレント原油2月先物価格は0.09%上がり1バレル63ドル37セントに、WTI原油1月先物価格も0.26%値上がりして57ドル19セントの値を付けている。

北海の英国大陸棚で採掘される石油の4割を輸送するFPSには先週、破損が見つかった。このパイプラインを所有するイネオス(Ineos)社は修繕のため一時的に閉鎖することを発表。輸送の停止は数週間に及ぶとされている。

IEAが14日に発表した月報の統計資料も原油相場を押し上げた。同月報によると、石油輸出機構(OPEC)加盟国による11月の生産量は前月比で13万バレル減り日量3236万バレルと、今年5月以来の最低水準となった。

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