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パレスチナ国連常駐オブザーバーのリヤド・マンスール氏と複数のアラブ諸国の代表者らが国連総会議長のミロスラフ・ライチャーク氏と会談した。
マンスール氏は記者団に会談結果について「我々はできる限り早急に会合を開催したい旨を表明した」と述べた。
これは「平和のための結集」というフォーマットでの緊急会合のことで、国連総会が国際加盟国に対し、国際の平和及び安全保障を維持し又は回復するための集団措置をとるよう勧告することができる。
決議案が国連総会に提出されるが、マンスール氏によると、決議案は「阻止された安全保障理事会決議案とほぼ同じようなものとなる」という。
マンスール氏は「決議案が加盟国の圧倒的多数の支持を受けることを願っている。これは国連総会が拒否権を恐れずに、国際社会は米国の一方的な立場、国際法や安保理決議及び国連総会決議違反の受け入れを拒否していると宣言することを意味することになる」と述べた。
米国は18日、同国がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことの撤回を求め、エルサレムの地位の変更を認めないとする国連安保理決議案の採決で拒否権を行使、決議案は廃案となった。
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