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神龍を制作したのはフランスのストリート・アーティストの Blesea と Baby K's 。
ノルマンディー海岸というロケーションから考えると、このコンクリートの塊は第2次世界大戦中にフランスを占領したナチスによって作られた地上退避壕の可能性がある。そうした重苦しい様相と歴史をBlesea と Baby K's は刷毛とスプレーを使い、壮大な子どものグラフィティの世界に変えてしまった。
制作の過程を写した動画はYouTubeにアップされた。雲の移り変わりやコンクリートが満ち潮に洗われたり、引き潮で砂の上に横たわる様子を見ると、かなりの時間が費やされているのがわかる。