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状況に詳しい関係筋は同紙に「取引件数は今のところまだ少ないが、増加傾向にある。彼らの最終目的は受取人への資金提供を確実にすることだ」と話した。同関係筋によると「ビットコインはその最大限の匿名性のため、彼らにとって最も好ましい支払手段の一つ」とされている。
このため当局の特殊班では「同様のスキームを管理するための特別なシステムなどを使用している」という。しかし「専門員は仮想通貨の送金源を突き止めることはできるものの、その取引の背後にいる人物を特定するのは非常に難しい。」
マレーシアは、仮想通貨管理の厳格化を試みる東南アジア諸国の一つ。同国の中央銀行はマネーロンダリング防止法に従い、仮想通貨を現金化する際の完全な情報提供を要求している。