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マドゥロ氏は、「今ここにある書類によって、暗号通貨『ペトロ』の価値を保証すると認定された最初の天然資源産地である、オリノコベルト油田地帯の『アヤクチョ』を提供する」と述べた。マドゥロ氏によると、アヤクチョには「50億バレル規模の石油が埋蔵され」ており、このことで外国のコンサルティング会社の一つが発行する「国際的認証」を裏付けることができるという。
マドゥロ氏は「1ペトロ当たり石油1バレル(を充てる)」と述べ、全国でペトロのマイニング(採掘)を保証すると約束した。
また将来、ペトロを支えるため、オリノコベルトの金産地「アルコ・ミネロ」を充て、ダイヤモンド鉱床についても同じような措置をとると明言した。
マドゥロ氏は今月初め、独自の暗号通貨を創設する意向を初めて表明し、この新技術を用いることが、過去数年間にわたりベネズエラが見舞われている社会的・経済的危機を克服する助けとなるとしていた。