トマトに放射線から守る成分発見

トマト
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英国とドイツの科学者は、トマトに含まれる物質は、電離放射線の有害な影響から細胞膜を効果的に保護する、ということを発見した。FEBSレターズをもとにウェブサイトN + 1が伝えた。

スプートニク日本

マンチェスター大学がキールおよびベルリン大とともにリコピンの保護効果を調べた。トマトに赤い色を与えている物質だ。この目的で、ヒトのリンパ細胞にガンマ線の作用を加えた。

結果、特定の条件下で、リコピンが放射線の損傷効果から細胞膜を保護することが分かった。

研究に参加したルースエッジ氏によると、リコピンの効果は原子力発電所における事故の際に放射線病の予防に応用することができ、放射線治療の有効性を高めるのにも使えるという。

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